実装の基準

 

実装原則

原則として、次の書籍に従った実装を行っています。

初めての点訳 第2版

編集・発行

特定非営利活動法人
全国視覚障害者情報提供施設協会

点訳のてびき 第3版

編集・発行

特定非営利活動法人
全国視覚障害者情報提供施設協会

実装度合い

分かち書きについて

下記の通り、実装しています。

アルファベットについて

外字符、大文字符、二重大文字符、いずれも実装しています。

数字について

実装しています。ただし、位取りについては、まだです。小数点は実装しています。

漢点字について

おまけ、という取り扱いで実装を開始しています。ただし、機能自体はまだ公開していません。

 


分かち書きについて

次のとおり、知識ベース+例外処理で構成しています。

単語の後を分離

その語で文節が切れる場合、次の単語との間を分かち書きの対象とします。ただし、連続して、分かち書きとなる場合は、最後だけを分かち書きの対象とします。

わたし   はしる
  走る
名詞-代名詞-一般 助詞-係助詞(→) 記号-読点(→) blank 動詞-自立(←) 記号-句点(→)

 

単語の前を分離

次の品詞に属する単語が出現した場合、その単語の前を分かち書きします。

わたし   はしる
  走る
名詞-代名詞-一般 助詞-係助詞(→) 記号-読点(→) blank 動詞-自立(←) 記号-句点(→)

 

分離の抑制

上記の2つにおいても、優先して分離を抑制すべき場合、分かち書きをキャンセルします。

はしる
走る
記号-括弧開 動詞-自立(×←) 記号-括弧閉

(括弧の内側の一つ目の単語は分かち書きをしない)

単語ベースの強制分離

必ず分離を行う単語を辞書登録しています。それに該当する単語が出現した場合、無条件に分かち書きをします。

さくら     なみき
    並木
辞書分割 blank 記号-空白(←) 辞書分割

「桜並木」→「桜 並木」

品詞ベースの強制分離

該当する品詞の並びが出現したら、無条件でに分かち書きを行う処理を行います。

とよとみ   ひでよし
豊臣   秀吉
名詞-固有名詞-人名-姓 blank 名詞-固有名詞-人名-名(←)

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